Hello, World.

上の写真は、我が家の浴室の排水口です。この日記を書くためだけに、わざわざ掃除しました。ご苦労なことですね。

何を見てほしいかというと、髪の毛や異物を受け止める目皿(ヘアキャッチャーというらしい)の取っ手の位置です。

写真では、手前側に来ています。

私は、自分で排水口を掃除した後や、入浴中にふと思い立った時には、必ずこの取っ手が手前に来るように調整しています。

なぜなら、それがこのヘアキャッチャーのポテンシャルを最大限に引き出す方法だと思っているからです。

なんのこっちゃ。

いや、これには一応、深い訳があるんですよ。

このヘアキャッチャーは非常に優秀なヤツでして、うまくいけば、流れてきた髪の毛が中央の窪みに集まり、コロンとボール状に丸まります。

そうすると、網目に絡まった髪の毛を苦労して取り除く必要がありません。指でつまんで、そのままゴミ箱にポイッとできます。

初めてきれいに丸まっているのを見た時は、「なんじゃこりゃ……!」と感動しました。

ただし、毎回そうなるわけではありません。

私の体感を勝手に数値化すると、

成功……2割。きれいなボール状。つまんでポイできる。
惜しい……7割。中央には集まっているが、丸まりきっていない。
失敗……1割。普通の平らな目皿と同じように、髪の毛が全体にへばりついている。

という感じで、圧倒的に「惜しい」が多い。

完全なボール状になっている時は少ないので、排水口のフタを開けた瞬間、思わず「おぉ……!!」となります。

逆に失敗すると、目皿を外して、網目に絡まった髪の毛をブチブチ取り除かなければいけません。

うまくいけばポイっと捨てられることを知っているだけに、余計に面倒です。

そんな感じで、フタを開けるたびに、

「今回は成功だ」
「惜しいな」
「今日は全然ダメだな……」

などと思っているうちに、ふと疑問が浮かびました。

どうしたら成功率を上げられるんだろう?

私の理解では、このヘアキャッチャーは、髪の毛が水流に乗って中央の窪みに集まり、さらにその中で転がることでボール状になる仕組みです。

ということは、重要なのは水の流れです。

我が家の浴室を見ると、床の左右を流れてきた水は奥側で合流し、そこから排水口へ流れ込むようになっています。

つまり、排水口の奥側から入ってくる水が一番多いのではなかろうか。

逆に、手前側から流れ込む水は、理論上(?)、手前の床を流れてきた分だけです。

では、髪の毛が水流に乗って中央へ集まるのを邪魔する可能性があるものは何か。

そう。

取っ手です。

一番水流の多い奥側に取っ手があったら、そこで髪の毛が引っかかる可能性が高くなる。

ならば、最も合理的な取っ手の位置は

手前。

という結論に至りました。

というわけで私は、それ以降、気づいた時にはせっせと取っ手を手前に直しています。

この前、排水口を掃除していた時、ふと思いついて家族をお風呂場に呼び、一連の考えを説明してみました。

「あのさぁ、この排水口って、ほとんどの水は奥から流れてくるじゃん? でも取っ手が奥にあると髪の毛が引っかかって、うまく丸まらない可能性が高まるじゃん? だから私は、気づいた時にはいつも取っ手を手前にしてるんだよね」

「ふ〜ん……」

「反応薄ッ!」

「アンタ、いちいちそんなこと考えて生きてんの?」

「そうですけど何か?!」

まぁ、いいんですけどね。

私が勝手にやっているだけで、別に家族にも取っ手を手前にしてほしいわけじゃないし。

そもそも、本当に効果があるのかも分からないし。

そんな感じです。

じゃあ、また。