Hello, World. 私は元気ですが、顎のニキビが気になっています。

私は、つい最近、自分がHSPではないかと気づいたのですが、そのときはかなり衝撃を受けました。

自分には全く関係がないものだと思っていたんですよね。

HSPという言葉が世間で広まり始めたとき、私は少し(いや結構)ネガティブな印象を持っていました。「HSPの人って大変そうだなぁ、でも、関わるとめんどくさそう…」みたいな。

きっかけは、2泊3日で都内に研修を受けに行ったことでした。

その研修は、開始時間が早かったので、前日からホテルに泊まりでした。私はホテルで熟睡したことがありません。移動の疲れもあり、朝起きた時点で、すでに疲れていました。

当然の如く、遅れないようにと、(かなり)早めにホテルを出ます。

初めての場所なので、会場にたどり着くまでGoogleマップを開いた状態で、スマホを片手に握りしめています。慣れない電車の乗り換えもあるので、気が抜けません。

全てが事前の下調べ通りスムーズに行ったので、会場には早く着き過ぎてしまいました。

まだ会場が開いていないので、周辺をうろうろして、ついでにコンビニでお昼ご飯を調達します。知らない土地なので、これが一番安全です。お昼は時間もそんなにないだろうし、近くでお店を探してランチとか、ハードルというか、リスクが高すぎます。

受講者は見知らぬ人ばかりです。しかも、今回の研修では自分の体験を話す機会が多く、距離感や内容にとても気を使いました。ロールプレイまであり、その場の対応で乗り切らないといけません。

私の頭はずっとフル回転で、夕方にはもうぐったり…

初日の日程が終了し、私は疲れ果てて会場を出ました。まっすぐ…というか、一目散にホテルに帰ります。近くにはおしゃれなお店がたくさんありましたが、見る気力はなし。

もう誰とも話したくないのですが、コンビニ以外の食べ物が食べたくて、最寄駅からホテルに帰る途中にあるハンバーガー屋さんで、テイクアウトのハンバーガーを買って帰りました。そのお店はタッチパネルでのセルフオーダーだったので、助かりました。

次の日も研修です。研修会場も、メンバーも同じなので、初日ほどの緊張感はありません。

研修が始まる前に、講師の方から、「昨日の研修が終わってから、それぞれどのように過ごしたか発表してください」と言われました。

私がトップバッターで、次のように話しました。

「昨日はとても疲れてしまって、誰とも話したくなかったので、どこにも寄らずにハンバーガーのテイクアウトをして、まっすぐホテルに帰って食べました」

続いて、他の受講者の発表です。

「この会場の近くには美味しい飲み屋さんがたくさんあって、ハシゴをしていたので、今日は二日酔いです!」(遠方から来ていた人。会場が笑いに包まれました。)

「社会人のバスケットサークルに所属しているので、練習をして、そのまま飲みに行って、帰ったのが深夜2時でした!」(都内に住んでいる人。おそらく、今回の受講者で一番若い)

まぁ、これはかなり極端な例ではあるのですが、他の人も、概ね楽しく過ごしていたようでした。

なんと、誰とも話をしたくないくらい疲労困憊してホテルにまっすぐ帰ったのは、「私だけ」だったんです。

かなりの衝撃でした。

そのとき、気づいたんです。

「もしかして、私ってちょっとおかしいのか?!」と…

私がそれを傍から見ている他人なら、「いや、ちょっとどころじゃないだろ!」というツッコミを入れていたと思いますが。

それで、研修から帰って自分なりに色々と調べた結果、どうやらHSPなのではないかという結論になりました。HSPの特徴とやらに、どれも首がもげるほど同意できるので…むしろ、他の人がこうじゃないことが驚きでした。

まぁ、誰からもそう指摘されたこともなければ、診断されたこともないので、違う可能性も大いにあります(あるか?)。

いや〜、びっくりびっくり。

というわけで、それ以来、自分はHSPかもと思いながら生きています。

だからと言って、どう変わったというわけでもないんですけどね。

じゃ、また。