Hello, World. 私は元気です。
最近、仕事で憤慨したことがありました。
とある大手企業(A社)から、私が関わる業務の改善について提案したいと連絡がありました。A社は、ウチの関連会社と取引実績があり、業務改善の話も、その関連会社を通じて打診がありました。
正直、そんなに切羽詰まっていて改善したいという業務でもないので、私を含めた関係者は「まぁ、話くらいは聞いてみるか…」という感じで打ち合わせを設定しました。
ウェブで打ち合わせをすることになったのですが、相手はとても若い社員の方で、初っ端から資料共有に手間取っていて、5分ほど遅れて打ち合わせが始まりました。まぁ、慣れていないのなら仕方ない。
仰天したのが、プレゼンテーションの1ページ目。なんと自社の歴史だったんです!! 会社の所在地とか、規模とか、統合とか、それによって社名がどう変わったとか…
そして、唐突にA社の本部がある場所(東京の有名地)についての印象をこちら側に聞いてきました。つまり、この若手の方が、今まさにウェブ会議をしている場所ですね。
正直、何の感想も浮かびません。まぁ、聞いたことはあるけど、くらい。
仕方なく、気を利かせた先輩が当たり障りのない答えを返すと、「〇〇(地名)は、こういう印象があるかもしれないんですけど、最近はオフィスビルやファッションビルができて、外国人観光客の方が行き交うオシャレな街になっているんですよ〜(ドヤァ)」とのこと。
へ〜…極めてどうでもいい情報をどうもありがとう…
この地点で私は「あれ、こいつやばいのでは…?」と胸騒ぎがしました。
次のページからは、延々と自社の取扱商品(システム)の説明をしてくれました。
私は、てっきり我が社の業務改善について何らかの具体的な提案をしてくれるのかと思っていたので、まるで自社の新入社員に向けたオリエンテーションのような内容に、猛烈にイライラしてしまいました。
え、顧客が興味があるのって、自社の問題が解決されるかどうかだけじゃないの? それを解決するために営業はプレゼンをするんじゃないの? あなたの会社に転職するわけじゃないんだから、そんなに自社製品の説明を詳しくされても迷惑なんだけど…と頭の中がいっぱいになってしまいました。
幸い、途中で若手の方が「ここまでで何か質問はありますか?」と聞いてくれたので、「ウチと同じような会社での実績はありますか?」と聞いたら、「ないです」との回答。
ないんか〜〜〜い!! よく話持ってきたな!!
まぁ、逆に言えば、実績がないので延々と自社製品の説明をしてくれたんでしょうね。我々ではわからないから、合うものを自分たちで探してくれと。
迷惑〜〜
途中から雲行きが怪しくなってきたので、若手社員の上司が横からカメラに入り込み、色々とフォローを入れてきます。しかも、業務改善をした際の取引の規模感もしつこく聞いてきて、自分たちにメリットがあるかどうかの確認も怠らない。嫌いだわ〜手数料もバカ高いし〜
私が露骨に「もう興味がない」という顔をするので、隣に座っていた上司が呆れていました。大変申し訳ない…
結局、1時間くらいで打ち合わせは終わりました。
私の改善点としては、事前にもっとこちらの前提条件を伝えておけばよかったなということです。そうすれば、若手の方のプレゼンテーションも、新入社員向けオリエンテーションみたいな聞くに堪えない内容にはならなかったと思います。
とりあえず、次回、もし打ち合わせがあるのなら、若手の方に我が街の最新情報をお届けしよう思っています。
じゃあ、また。