Hello, World.

新年度に入って仕事は忙しくなりましたが、特に書くことがないので、最近読んだ本を4冊紹介します。

1冊目 「誰も行ったことのない場所へ行こう。そして誰もやらなかったことをやろう。(著:出口治明)」

ライフネット生命の創業者として有名で、メディアにもよく出演されていた出口氏。その後のことを存じ上げなかったのですが、立命館アジア太平洋大学の学長をされていたんですね。

学長の在任中に脳出血となり、現在も右半身の麻痺と失語症が残っているそうで、この本はライターと編集者の取材をもとに、ライターが原稿にまとめたそうです。

私は歴史好き、読書家というイメージがあります。著作も、過去に1・2冊くらいは読んだことがあると思います。残念ながら内容はサッパリ忘れてしまいましたが…(それは読んだというのか?)。

「誰も行ったことのない〜」というタイトルが非常に面白そうだったので、図書館で借りて読んでみたのですが、完全に失敗でした。

この本は、「社会人1年生に向けた処世術マニュアル」でした。著者の成功体験に基づく指南書ですね。社会人××年目の人間が読むものじゃなかったです。

すごく具体的なので、右も左も分からない新社会人にはぴったりです。「生産性を高めるにはスピード」とか、「気に入らない上司に当たってしまったら?」とか。

私がタイトルをつけるとしたら…そうだなぁ〜、「社会人1年目の君へ これからの社会人生活をつつがなく送るための30のメッセージ」とか?

売れなさそうだな…!!笑

2冊目 「玉三郎の『風を得て』(著:真山仁)」

国宝ヒットにあやかってのことでしょう。立ち寄った本屋さんで、大量に平積みされていて気になったので、図書館で借りてみました。

真山氏といえば、もちろん「ハゲタカ」です。初めて読んだ時に「日本の経済小説もここまで来たか…!」と感動して震えたのを覚えています(どんな感想?)。

それはさておき、この本は真山氏が自身と五代目坂東玉三郎との対話をまとめたものです。坂東玉三郎の生い立ちを物語風にした章もあります。

私の中で、真山仁といえば骨太の経済小説というイメージでした。男(漢?)っぽいというか…。なので、歌舞伎(しかも女形)というのが意外な組み合わせでした。フリーライター時代から交流があるそうです。

緻密に計算された小説とは趣が違い、すっきりとした文章で、とても読みやすかったです。

お互い、抽象に対する理解度というか、言語化能力が高度なんだろうなと思いました。こんな対話ができたら気持ちいだろうなぁ〜。羨ましい限りです。

3冊目「女神(著:三島由紀夫)」

友人との待ち合わせまで時間があったので、ふらりと寄ったブックカフェに置いてあった本。

「三島由紀夫…! 久しぶりだなぁ〜」と軽い気持ちで読んでみたら、「そうそう、この過剰感がまさに三島由紀夫って感じよね〜ッ!!」とテンション爆上がり。

その時は最後まで読めなかったので、図書館で借りて読んだのですが、自室の落ち着いた環境だと、ただの文字情報になってしまいました。「なるほど。こういう書き方か…」みたいな(なんだそれ)。

おそるべし、ブックカフェの魔力…!(?)

4冊目「思考の整理学(著:外山滋比古)」

この本、ついに人生4度目の挫折です(たぶん)。

初めて読んだのは高校生の時だったのですが、途中で挫折しました。良書として有名な本なのに、理解できなかったのが衝撃的だったので、よく覚えています。

その後も、折に触れては挑戦しているのですが、どうしても最後まで読めません。

少し前に「よし、思考の整理学をリベンジしよう!!」と思い立ち、図書館で検索してみました。すると、予約して順番を待っている人が90人も! 今だに根強い人気があるようです。

待っていたら何年後になるかわかりません。

前回、この本を買ったのは何年前だったんだろう。挫折するたびに手放しては戻ってくる本だな…と、若干遠い目になりながらも、大人しくネットで注文しました。

今回で最後にしようと、かなり気合を入れて頑張ってみた(常にカバンの中に入れて、空いた時間に強制的に開く)のですが、文章が思考の表面を滑っていく感じです。

つまり、内容が頭に入らない…!

非常に悔しいです。無理矢理、途中まで読んだ(というか見た)のですが、3分の2くらいで、ついにページを繰る手が止まってしまいました。

なんというか、「整理学」と銘打っているのに、構造が見えないのが非常に苦痛です。頭がごちゃごちゃする。

読みながら、「まさに今この本を読んでいる私の思考を整理してくれよぉ〜!!(地団駄)」ってなります。それはお前の頭が悪いからだって? それはそう。

あとは、「古臭いなぁ〜」とか、「ほんまかいな…」という思考が湧いてきてしまう瞬間が割とあって、そこで気持ちが切れてしまいます。

きっと、エッセイと割り切って読むのがいいんでしょうね。私にとっては、という話ですが。

そんな感じです。

じゃあ、また。