Hello, World.

私は先日、北海道へ流氷を見に行ってきました。詳しいことは追々書いていこうと思うのですが、ガリンコ号の見学方法が変わっていて感激したので、先に書いておこうと思います。

ガリンコ号とは、北海道の紋別港で乗ることができる観光用の砕氷船です。前方についた2つのドリルで流氷を砕きながら進んで行きます。ちなみに、網走の砕氷船「おーろら」は、船の重さで氷を砕いて進みます。

ガリンコ号に乗るにあたって、事前にネットで色々と調べました。すると、どうやら3階前方の展望デッキが一番眺めがよく、人気とのこと。景色がよく、スクリューで流氷が砕かれる様子もよく見える場所だそうです。

ただし、この3階前方の展望デッキ、めちゃくちゃ狭いんですよ! 通路の幅がほぼ1人分しかありません。そして通路自体が短い。「∩」の形をしているんですが、端から端までに10人くらいしか並べません。

すると何が起こるか?

そう、熾烈な場所取り争いです!!

あるYouTuberの動画を見たのですが、前方の中央の最も良い場所に陣取っており、最初から最後までそこから微動だにせず、ずっと動画を回していました。もちろん、左右の人もそこから動くことはありません。

その人の動画を見ると、確かに眺めは抜群でした。まさに特等席といった感じで、見応えがあります。ここがこの船で最もいい場所なのは間違いありません。

しかし、それゆえに、場所取りに成功した人は、誰一人として絶対に移動しないんです。1人分の通路しかないので、2列になって後ろから覗き見るといったことも不可能。

つまり、最初の場所取りに失敗したら、その航海中、展望デッキに立ち入ることすら不可能になってしまうというわけですよ! 同じ料金を払っているのに!!

では、どうしたらその場所を確保できるのか?

こちらも散々ネットで調べたところ、最初は展望デッキへの通路は鎖で閉鎖されているんですが、出航してしばらくすると係員さんが鎖を外して解放するとのこと。

つまり、鎖の前に陣取ることができれば、無事に展望デッキへ入ることができるらしい。

ふむふむ。では、船に入ったら他の場所には目もくれず、一目散に鎖の前に行けばいいのだな! なんだ、簡単じゃないか!!

…とまぁ、私は意気揚々と砕氷船乗り場に向かったわけです。

すると、なんということでしょう。

そこにはすでに長蛇の列がッ…!!

私はホテルの前から砕氷船乗り場まで、「ガリヤ号」という流氷の時期だけ運行している公共バスに乗って行ったのですが、車でやってきた人やツアー客などがすでに早くから乗船手続きを済ませて順番待ちの列に並んでいたんです。

片や、これから荷物をコインロッカーに預けて、乗船手続きの列(長い)に並ばなければならない私。

どう考えても場所取りは無理そうです。

「残念だなぁ〜」と思いながら、受付で乗船チケットを受け取ると、係の人から「今年から3階展望デッキが1分間の順番制になりました。詳しくはこちらに書いてありますので、乗船までに読んでおいてください」と紙きれを1枚渡されました。

それがこちら↓

なにこれ!! すごい!! ちゃんとみんなが見れるようになってるじゃん!! と意気消沈していた私は感激しました。

実際、出航してしばらくすると、展望デッキに関してのアナウンスが船内に流れました。確か。

いや、景色を眺めたり、写真を撮ったりと忙しかったので、ちょっとうろ覚えですが、気付いたということはアナウンスが流れたんだと思います。

行ってみると、入口のところで係員さんがストップウオッチを持って立っていました。1分経ったら、デッキに立っていた人が追い出され(語弊があるけど)、次に並んでいた人がデッキに入れる仕組みでした。

アトラクションと同じで、区切る位置によってデッキの端になったり、中央になったりしてしまいますが、何度でも並べるので、さほど気になりません。端からでもちゃんとスクリューは見れるし。

で、私が撮影した写真はこちらです↓

いや、流氷ないんかいッ!!(渾身の叫び)

そう、私がガリンコ号に乗った日は、流氷なしの日でした!! いや〜、本当に残念だった!! くらげみたいな氷は浮いていたんですけどね!!

というわけで、流氷がある場合の3階展望デッキの様子はわかりません。

人が殺到して、並んでも1回しか順番が回ってこないとかあるんだろうか…? 1分って結構すぐだし、ちょっと考えにくいような気もするけども。

流氷がない場合は、並んでいる人も少なく、すぐに順番が回ってきました。最後の方は、乗客どころか係員さんすらいなくなっていたので、好きに入って見学していました。

「そろそろ通路閉めますよ〜」と声をかけられて、隣にいたごついカメラを持ったおじさんとともに、そそくさと通路から退出しました。

というわけで、今年から並んで展望デッキの場所取りをする必要がなくなったよ!! という報告でした。

もしかしたら、来年(2027)はまた別の方法になっているかもしれないので、要確認ではありますが。

あ、あと流氷が見れなかったので、再チャレンジ券なるものをもらいました。

次回、1,000円引きで乗れるそうです。こちらも、いい取り組みだと思いました。返金するより、経営方針としてはいいですよね。個人の損得は別にして(笑)

じゃあ、また。