Hello, World. 私は結構なお疲れモードです。寝不足で体調が悪い上に、仕事で気をつかう状況が長く続いたので、ダブルパンチでかなり疲れました。ここまで疲れたのは久しぶりです。

仕事というのは、大層なことではなく、後輩と会議室で資料整理をしていただけです。でも、密室での事務作業かつ他人と2人きりというのは、私にとってかなりストレスでした。

ちなみに、後輩はめっちゃいい子です。私が勝手に気をつかって、勝手にストレスを感じただけです。体調が良かったら大丈夫だったと思うんだけどな! また頭痛薬のお世話になってしまいました。

話は全く変わるんですが、半年くらい前だと思うんですけど、ふと「ナッツボンが食べたいな〜」って思ったんですよね。ナッツボンというのは、中に砕いたピーナッツが入った、キャラメル味のクランチキャンディです。

特別好きというわけじゃないのに、なんだか無性に食べたくなって、スーパーに買いに行ったんです。

そしたら、影も形もないじゃありませんか! お菓子コーナーにある飴の陳列棚を隅から隅まで探したんですけど、見つけられませんでした。

たまたま売り切れてたのかな〜? と思って、他のスーバーを数軒ハシゴしたのですが、どこにもない。

これはおかしいぞ…と家に帰ってすぐにネットで調べてみたら、販売終了説とセブンに売っている説の両方を見つけました。

ナッツボンが販売終了?! そんなわけないじゃん!! と何の根拠もない謎の自信で販売終了説を見なかったことにして、さっそくセブンに行ってみました。でもない!! 他のコンビニにも行ってみたのですが、やっぱりない!!

行動範囲にあるスーパーやコンビニを隈なくチェックして、百均にまで探しに行ったのですが、なかったです。

それでも諦めきれず、通販で探してみたら、「落花生飴」なるものを発見。しかし、ご丁寧に口コミには「ナッツボンとは違う」と書かれていました。ありがとう、親切な人…でもナッツボンじゃないのね…というか、探している人は私以外にもいるんだ。

ここまでくると、ナッツボンはもうどこにも売っていないという事実を受け入れざるをえません。

ナッツボン…子どもの頃は、どこでも買えて、特別感も高級感もなく、ごく普通のお菓子としてたまに食べていたナッツボン。何も考えずボリボリと食べていたけど、まさかもう永久に食べられないだなんて。残念すぎる。

こうして、私のナッツボンを探し求めて街中を徘徊する日々は、静かに終わりを告げたのでした。

そして数ヶ月経った頃、家族から「これ、ナッツボンじゃない?」と青い袋に入った飴を渡されました。そう、私は家族にも「ナッツボン見つけたら買っといて!!」と頼んでいたのです。

そのお菓子の名は、「魔性のピーナッツバタークランチ」。見た目は、ナッツボンそっくりです。私は「やったー!」と喜んで、さっそく袋を開けてみました。包み紙までそっくりです。

しかし、口に入れてガリガリと噛んでいるうちに、「なんか違うな…」と違和感を覚えました。喜びがシュン…と萎んでいきます。

まず、バター臭い。パッケージに「芳醇なバターの香り」とあるので、それが売りらしいのですが、私が求めていたのはナッツボンなので、コレじゃない感が半端ない。

そして、塩味が邪魔。こちらもパッケージに「フランス産ロレーヌ岩塩使用」とあるので、それも売りらしいのですが、私が求めて(以下略)。甘いだけでいいのに…余計なことをしないでほしい。

食感は、完全にナッツボンでした。

そして、さらにショッキングな出来事が判明しました。どうやら、10月に期間限定でナッツボンが復活していたらしいのです。なにそれ?! 全然知らなかったんですけど?!

私は、普段は全く飴を食べないので、飴の売り場を見ないんです。知っていたら絶対に買っていたのにッ…!!(地団駄)

というわけで、私はナッツボンへの計り知れぬ想いを抱えたまま、これからの人生を生きていくことになりそうです(大袈裟)。

一回食べたら満足すると思うんだけどな〜!!

さらば、ナッツボン。また会う日まで。