Hello, World. 私は元気です。冬に北海道旅行を計画しているのですが、もろもろの事情が重なってしまって、行くかどうかを含めて再検討中です。悩ましい…

今日は、お気に入りの万年筆について書こうと思います。セーラー万年筆の「SHIKIORI 四季織 草遊び」シリーズの「橡(くぬぎ)」です。このシリーズは春夏秋冬で4本ラインナップされているのですが、「橡」は秋です。

これを選んだ理由は、秋が好きだから…というわけではなく、完全に見た目です。

本体は青みがかった茶色で、細かいラメが入ってキラキラしています。透明感のある素材なので、ラメに奥行きが感じられるのもいい。いまだに、見るたびに「綺麗〜」ってうっとりします笑。

書き心地は、正直、これ1本しかもっていないので、比較ができません。細字だからか、ステンレスだからか、若干ガリガリという引っ掛かりは感じます。万年筆にしては安い部類(定価8,800円(税込))なので…。まぁ、文字を書くのに支障はないです。

買ったのは今年の夏なんですけど、毎日使っていても徐々にインクの出方が悪くなり、この前ペン先を水に一晩つけて洗浄しました。お手入れ方法などは同梱の説明書に書いてあったので、困ることはなかったです。

万年筆を買おうと思い立ったきっかけは、会社の役員が万年筆で署名しているところを目にしたことでした。その瞬間、ピンと来たんですよね。「そういえば、私、万年筆好みだったわ!」みたいな…。

何ソレって感じですよね。私もそう思う。

実は以前から、仕事中に万年筆で書かれた書類をたまに見かけることがあって、私はそれを見るたびに「おっ、インク(万年筆)だ!」と心の中でひそかに反応していたんです。

そんな中、実際に万年筆を使っている人を目の当たりにして、「よし、買おう」と一気に決意が固まった、という感じです。うっすらと「私は万年筆が好きなのだろうな」と思ってはいたんですけど、はっきりと自覚した瞬間でした。

実は、これは人生で2本目の万年筆です。私が初めて万年筆を手に取ったのは、小学生の時でした。

当時、よく行くスーパーにあった雑貨屋さんで、カートリッジ式の安価な万年筆が売られていました。私はそれを見て「かっこいい!!」と自分のお小遣いで買ったんです。

ケロッピみたいな(!)はっきりとした黄緑色の万年筆で、見るからにおもちゃっぽいものでした。インクは、確か青色だったような気がします。

買った当初は物珍しくて、よく使っていたのですが、ペン先が八の字に開いてしまい、捨ててしまいました。最終的にはHUNTER×HUNTERのサトツの髭くらいになってましたからね(どんだけ)。

今思えば、使っているうちにインクが出にくなっていて、子どもだった私は手入れの仕方がよくわからず、力任せに紙に押し付けるように書いていたのが原因だと思います。

無事に万年筆の手入れができる大人になり、感慨深い…笑。

さて、いざ買おうと勇足で万年筆を取り扱っている書店や文房具店に行ってみたはいいものの、田舎なもので、全然種類が置いてなくて、結局アマゾンで買いました。めちゃくちゃ検索した。アマゾンにある全ての万年筆見た気がする(大げさ)。

インクは、同じくセーラー万年筆の「インク工房 737」です。紫が買った茶色で、最高にこの万年筆に合う。こちらもアマゾン。ネットの色見本を頼りに買いました。

インクも実店舗に見に行ったんですけど、色褪せた色見本しかないし、置いてあるものも売れ筋しかありませんでした。瓶に入っていると、書いたときの色もわからないし。ありがとう、アマゾン。

ちなみに、仕事で万年筆を使う場面は皆無です。完全に趣味で使っています。買い物のメモを書いたり、ペン字の練習をしたりと全然大したことは書いていません。

でも、毎回書くたびに「ひぇ〜」とテンションが上がります。

とまぁ、こんな感じで、すごく気に入った万年筆&インクを手に入れて、私は無事に充実した万年筆生活(?)を送っています。

じゃあ、また。